New in 14: 許可される向き 2

Version 2

     

     

     

     

    「許可される向きの設定」スクリプトステップを使用するスクリプトを作成した後、次のステップとして FileMaker Go ワークフローでこのスクリプトを実行します。通常のアプローチではいくつかの方法でスクリプトをトリガします。考えられる方法は以下のとおりです。

     

    • ファイルの最初のウインドウが開かれるときに OnFirstWindowOpen を実行します。この方法では、ソリューション全体に対して許可される向きを制限することができます。


    • レイアウトがロードされた後に OnLayoutEnter を実行します。この方法では、この特定のレイアウトに対して許可される向きを制限することができます。


    • レイアウトの終了前に OnLayoutExit を実行します。この方法では、この特定のレイアウトを終了した後にすべての向きを許可することができます。


    • レコードが更新された後、またはレコードが入力された後に OnRecordLoad を実行します。この方法では、レコード内の 1つまたは複数のフィールド内容に基づいて、許可される向きを制限または許可することができます。


    • マニュアルまたはスクリプトでのモードの変更後に OnModeEnter を実行します。この方法では、特定のモードに対して許可される向きを制限または許可することができます。


     

    サンプルソリューションでユーザが FileMaker Go で承認詳細を表示する場合、FileMaker Go では次の 2 つのレイアウトから選択します。


    • 承認詳細 | Go - イメージ: JPG などのイメージファイルのレビューに使用
    • 承認詳細 | Go - メディア: ビデオまたはオーディオファイルのレビューに使用


    コメントを見やすくするため「メディア」レイアウトは縦向きに表示されるのが最適であると決定したとします。新しい「トリガ | 許可される向き [方向] の設定」スクリプトを使用してこのレイアウトに入るときに縦向きのみを許可します。

     

     


     

     

    目的:

     

    FileMaker Go で表示されるときに、どのようにして「承認詳細 | Go - メディア」レイアウトですべての向きが許可されるかを確認します。


    その後で、ユーザがレイアウトに入るときにスクリプトが引数「縦向き」で呼び出されるように FileMaker Pro を使用してレイアウトのスクリプトトリガを設定します。ユーザがレイアウトを終了するときにスクリプトが再度呼び出されますが、この場合、引数「すべて」が使用されます。


    最後に FileMaker Go に戻り、同じレイアウトを開いてレイアウトに入るときにどのように向きがロックされ、レイアウトの終了時にどのようにすべての向きが許可されるかを確認します。


     

    メモ:

     

    このページは、前のページ「許可される向き: スクリプトの作成」に基づいて作成されています。ただし、以下のエクササイズで「トリガ | 許可される向き [方向] の設定 (完成)」スクリプトを使用する場合はここから開始することができます。



    開始する前に:

     

    デスクトップまたはラップトップ上の FileMaker Pro 14 で「承認」というサンプルソリューションが開かれていることを確認します。このマシンはホストされたファイルとして iPad 上で利用できるように、iPad と同じローカルネットワーク上にある必要があります。



    手順:

     

    • FileMaker Go でのレイアウトのテスト

     

    1. iPad で、ホストされた「承認」ソリューションを開きます。承認レコードの一覧が表示されます。

    2. 最初の承認レコード (「草地でのランニング」) をタップして詳細レイアウトを表示します。このレコードにはビデオが含まれているため、レコード詳細は「承認詳細 | Go - メディア」レイアウトを使用して表示されます。


    1. デバイスを縦向きから横向きに回転し、再び縦向きに戻してレイアウトが両方の向きで表示されることを確認します。

      レイアウトが縦向きでロックされたままになるようにこの動作を変更しましょう。


      レイアウトのトリガの設定

    2. テスクトップ型コンピュータまたはノート型コンピュータで FileMaker Pro 14 に切り替えます。

    3. [ファイル] メニュー > [管理] > [レイアウト...] (⇧-⌘-L または Ctrl+L) を選択します。  [レイアウトの管理 (承認)] ダイアログウインドウが表示されます。

    4. Go」フォルダ内の「承認詳細 | Go - メディア」レイアウトをダブルクリックします。[レイアウト設定] ダイアログウインドウが表示されます。

    5. [スクリプトトリガ] タブを選択します。

    6. イベントの一覧で [OnLayoutEnter] チェックボックスを選択します。

    7. [スクリプト:] オプションで、[選択...] ボタンをクリックします。[スクリプト指定] ダイアログウインドウが表示されます。

    8. 前のレッスンで作成した [トリガ | 許可される向き [方向] の設定] スクリプトを選択します。スクリプト引数を入力する必要があるのでダブルクリックしないでください。

    9. [オプションのスクリプト引数] には、値“縦向き”を入力します。
      565-script+trigger+portrait+parameter.png

    10. [OK] ボタンをクリックして変更内容を保存し、[スクリプト指定] ダイアログウインドウを閉じます。

    11. イベント一覧の [OnLayoutExit] チェックボックスを選択し、同じスクリプトを使用して手順 6~10 を繰り返します。ただし、[オプションのスクリプト引数] には値“すべて”を入力します。

    12. [OK] ボタンをクリックして変更内容を保存し、[レイアウト設定] ダイアログウインドウを閉じます。

    13. ブラウズモードに切り替えてレイアウトの変更を保存します。

    14. [レイアウトの管理] ダイアログウインドウを閉じます。


      FileMaker Go 上でのレイアウトの再テスト


    15. iPad に戻ります。

    16. 画面の左上にある矢印をタップして「承認一覧」レイアウトに戻ります。

    17. 最初の承認レコードをタップして再度表示します。前と同様に、レコードにビデオが含まれているため「承認詳細 | Go - メディア」レイアウトが表示されます。これは設定したばかりのトリガを含むレイアウトです。OnLayoutEnter トリガスクリプトはレイアウトが表示された直後に実行されます。

    18. デバイスを回転してレイアウトが縦向きにロックされたままであることを確認します。

    19. 画面の左上にある丸で囲まれた矢印をタップして「承認一覧」レイアウトに戻ります。OnLayoutExit トリガスクリプトは、「承認詳細 | Go - メディア」レイアウトを終了する前に実行されます。 その後でレイアウトの変更が行われます。

    20. デバイスを回転して承認一覧を縦向きと横向きの両方で表示できることを確認します。