New in 14: 許可される向き 1

Document created by communitymanager on Aug 17, 2015Last modified by mark_baum on Dec 21, 2015
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重要なお知らせ:iOS 9では画面方向の設定がサポートされません。そのため新機能の[許可される向きの設定]スクリプトステップはiOS 8でしか動作しません。この機能はFileMaker Goの将来バージョンにおいても使用しないことを推奨します。

 

FileMaker 14 プラットフォームでは、FileMaker Go で許可するスクリーンの向きを管理することができます。これまでのバージョンでは、次のような方法で両方の向きに対応するデザインをする必要がありました:


566-common+area.png
  • 両方の向きの共通部分 (各方向の短い方) を設定して、レイアウトオブジェクトをサイズ変更したり各方向に合わせて余白を埋める方法。

 


567-two+layouts.png
  • 縦と横の 2 つのレイアウトを作成し、OnLayoutSizeChange スクリプトトリガと Get (ウインドウ方向) 関数を使用してデバイスが回転された時に各レイアウトに変更されるようにする方法。

 

これらの方法は両方の向きをサポートする必要がある場合は有効な方法ですが欠点もあります。1 つ目のケースでは画面スペースを有効に活用できません。2 つ目はレイアウトを 2 つ用意する必要があります。デバイスを横または縦のみに制限し、その向き専用のレイアウトを作成するという 3 つ目のオプションがあります。これには 2 つのステップが必要になります:


  • 最初に [許可される向きの設定] スクリプトステップを含むスクリプトを作成します。このスクリプトステップは、縦、縦方向の上下逆、横方向左、横方向右などの4つの可能な向きを指定することができます。通常は両方の縦方向、または両方の横方向の向きに対応するよう設定します。このエクササイズではその設定について説明します。


  • ユーザがレイアウトを開いたり、レコードをロードしたり、ウインドウを開いたりしたりなど、さまざまな状況に対応してこのスクリプトをトリガします。次のページではこの部分についてのプロセスを説明します。


 


 

 

目的:

 

FileMaker Go で iOS デバイスの異なる向きに対応できるスクリプトを作成します。同時に新しいキーボード機能も練習します。


次のページでは 2 つのレイアウト用のスクリプトトリガを使ってこのスクリプトを作成します。時間がない場合は次のページをスキップしてすでに作成されたスクリプトを使用することもできます (「トリガ | 許可される向き [方向] の設定 (完成)」)。

 

 

手順:


  • 作成されたスクリプトの表示

    2 つ以上のウインドウを開いてスクリプトを表示して比較することができます。ただし、他のウインドウにはスクリプトワークスペースの左の画面は表示されません。

  1. [スクリプト]メニュー > [スクリプトワークスペース...] を選択します。⇧-⌘-S または Ctrl+S

  2. キーボードを使用するため、ワークスペースの右側を非表示にします。
    568-hide+right+pane.png
  3. [スクリプトワークスペース] の左側にある検索ボックスで方向”と入力します。

    「トリガ | 許可される向き [方向] の設定 (完成)」 スクリプト名が検索されます。

  4. スクリプト名を Control-クリック (OS X) または右クリック (Windows) します。複製や名前変更のオプションを含むドロップダウンが表示されます。スクリプトが [スクリプトワークスペース] の中央のパネルですでに開かれている場合は Control キーを押しながらスクリプトのタブをクリックしてタブを新規ウインドウに移動することもできます。

    569-pasted-image-26.png

  5. スクリプト名のドロップダウンから [新規ウインドウで開く] オプションを選択します。スクリプトがスクリプトワークスペースの中央パネルと右パネルで構成される新規ウインドウで開きます。

  6. スクリプトのみが表示されるようにこの新規ウインドウで右パネルを非表示にします。このスクリプトをこれから編集するスクリプトの見本として使用します。


    スクリプトの作成

  7. メインの [スクリプトワークスペース] ウインドウに戻ります。

  8. Command-N (OS X) または Ctrl+N (Windows) を押して、「新規スクリプト」という名前のスクリプトを作成します。このスクリプトは中央パネルに表示されます。

  9. 新規スクリプトの名前をトリガ | 許可される向き [方向] の設定 に変更して Enter キーを押します。


    コメントの追加

  10. コメント行を追加するには“#”を入力します。

    FileMaker Pro がコメントの入力を待機していることを示す点滅するカーソルが表示されます。何も入力しないとコメント文字は消えます(ただし空白行は残ります) 。空白行とコメントは別のものとして扱われます。


  11. コメントとして、“以下の向きの組み合わせが許可されるかどうかはスクリプト引数により決定します:  すべて (デフォルト)、縦 (両方)、横 (両方)”というコメントを入力してから Enter キーを押します。

  12. Command-Enter (OS X) または Ctrl+Enter (Windows) を 2 回押して新規行を 2 つ作成します。


    スクリプト引数を変数に代入

    明確に名前が付けられた変数にスクリプト引数の値を代入することによって、スクリプト全体をより簡単に理解することができます。

  13. スクリプトステップ名の先頭の数文字である変数”を入力して Enter キーを押します。

    [変数を設定] スクリプトステップが検索されます。Enter キーを押してステップをスクリプトに追加します。

  14. スペースキーを押してスクリプトステップオプションを入力します。[[変数を設定] のオプション] ダイアログウインドウが表示され、カーソルが[名前:] ボックスに配置されます。

  15. 名前に“$orientation”と入力します。

  16. Tab キーを押してカーソルを [] ボックスに移動します。

  17. に“Get ( スクリプト引数 )”と入力して Enter キーを押します。

    変更内容が保存されてダイアログウインドウが閉じられます。


  1. Command-Enter (OS X) または Ctrl+Enter (Windows) を 2 回押して、新規行を 2 つ作成します。


    If/Else ステートメントを追加して向きをいつロックするかを決定します。

  2. if”と入力して Enter キーを押します。

    [If] スクリプトステップと [End If] スクリプトステップがスクリプトに追加されます。点滅するカーソルによって FileMaker Pro が If 条件の入力を待機していることが示されます。


  1. 条件$orientation = "縦向き"”を入力して Enter キーを押します。

  2. Command-Enter (OS X) または Ctrl+Enter (Windows) を押して、新規行を 1 つ作成します。


    1 番目の [許可される向きの設定] ステップの追加

  3. 文字許可”と入力して Enter キーを押します。

    [許可される向きの設定] スクリプトステップを選択して追加します。オプションが 4 つの向きをすべて許可するように設定されます。2 つの横向きが許可されないようにスクリプトステップを変更しましょう。

  4. Tab キーを 2 回押して、3 番目のスクリプトオプションの [横方向左] に移動します。

  5. スペースキーを押して、オプションをオンからオフに変更します。

  6. Tab キーを再度押して、4 番目のスクリプトオプションの [横方向右] に移動します。

  7. スペースキーを押して、オプションをオンからオフに変更します。


    スクリプトステップの複製


  8. Command-D (OS X) または Ctrl+D (Windows) を押して、[許可される向きの設定] ステップを複製します。

  9. 2 つの縦向きがオフ、2 つの横向きがオンになるように、Tabキーとスペースキーを使用してオプションを変更します。

  10. Shift-Command-Enter (OS X) または Shift+Ctrl+Enter (Windows) を押して、このステップの上に新規行を 1 つ作成します。


    Else If ステップの追加

  11. 「Else If」の一部である「el」を入力し、[Else If] を選択して Enter キーを押します。

  12. Else If の条件として“ $orientation = "横向き"”と入力して Enter キーを押します。

  13. 下向矢印キーを押して 1 つ下のスクリプトステップに移動します。

  14. Command-Enter (OS X) または Ctrl+Enter (Windows) を押して新規行を 1 つ作成します。


    最後の 2 つのステップの追加

  15. 「Else」の略語である“el”を入力して Enter キーを押します。

  16. Command-Enter (OS X) または Ctrl+Enter (Windows) を押して、新規行を 1 つ作成します。

  17. 「許可される向きの設定」の先頭の数文字である“許可 ”を入力して Enter キーを押します。

    スクリプトステップが追加され、すべての 4 つの向きを許可するオプションが設定されました。
    スクリプトが完成しました。


    スクリプトの保存と終了

  18. 作成したスクリプトと見本の (完成) スクリプトを比較して正しいかどうかを確認します。

  19. Command-S (OS X) または Ctrl+S (Windows) を押してスクリプトを保存します。

  20. Command-W (OS X) または Ctrl+W (Windows) を押してスクリプトを閉じます。

  21. 見本の (完成) スクリプトが含まれる 2 番目のウインドウを閉じます。




 

 

より柔軟なコード化


4 つの許可される向きごとに「オン/オフ」の値を表す 4 ビットのバイナリ値 (「1100」など) と同等のテキストを引数として受け取る、さらに柔軟性の高いスクリプトを作成することを検討します。一連の「Else If」ステートメントを拡張して可能な向きの組み合わせをそれぞれ処理します。引数には 16 個の異なる値が可能ですが、その内 15 個の値のみが適切です。少なくとも 1 つの向きが許可される必要があるため、値「0000」 (この場合、すべての 4 つの向きが「オフ」に設定されます) を使用することはできません。


このバージョンのスクリプトは、サンプルソリューションに含まれています:

570-set+any+combination+of+orientations.png

   

       

       

       

       

Attachments

    Outcomes