New in 14: プレースホルダテキスト

Version 2

     

     

     

     

    プレースホルダテキストを使用して、フィールド内にラベルまたはガイダンステキストを表示することができます。プレースホルダテキストによってレイアウトを簡素化して見やすくすることができます。具体的には、プレースホルダテキストはフィールドのみに適用される特殊な表示状態です。


    プレースホルダテキストはフィールドが空白の場合にフィールド内に表示され、フィールドに値が入力されると表示されなくなります。プレースホルダテキストをフィールドラベルと置き換えたり、データ書式を提示したり、あるいはフィールド固有の指示を提供したりすることができます。標準のフィールドラベルとは異なり、計算結果もプレースホルダテキストとして表示できるため、より柔軟性が高まります。

     

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    [インスペクタ] の [データ] タブを使用してプレースホルダテキストを入力します。二重引用符で囲んだ文字列を入力するか、または計算式を入力します。[検索モードでプレースホルダを表示] チェックボックスを使用して、ブラウズモードだけでなく検索モードでもプレースホルダテキストを表示するかどうかを設定します。


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    プレースホルダテキストの使用がすべての状況に適しているとは限りません。プレースホルダテキストの使用に関する推奨事項と非推奨事項を以下に示します。

     

    推奨: 値が入力されてもフィールドを簡単に識別できる場合に、フィールドラベルを削除してプレースホルダテキストで置き換えることを検討する。この場合、紛らわしい (または意味のない) 値が入力されるのを防ぐため、厳密な検証を配置することが重要です。ポップアップメニューまたはドロップダウンリストを提供して、ユーザがフィールドの目的を理解しやすくすることもできます。

     

    非推奨: 値が入力されるとフィールドを簡単に識別できなくなる場合に、プレースホルダテキストでフィールドラベルを置き換える。類似するフィールドの組 (例: 「勤務先電話」と「個人電話」または「勤務先メール」と「個人メール」) が同じレイアウトに表示される場合は特に重要です。


    推奨: 電話番号に対する "###-###-####" など、フィールド内の書式に関する指示を入力する。


    非推奨: スクロールしないとデータ入力を確認できないほど長いフォームで、ラベルをプレースホルダテキストで置き換える。この置き換えは、各フィールドの意味が完全に明確である短いフォームに対して実行することをお勧めします。

     

     


     

     

    目的:

     

    まず、推奨事項の 1 つとして「連絡先詳細」レイアウト上の 2 つの電話番号フィールドについての書式に関する指示を入力します。次に、非推奨事項の 1 つとして値が類似するフィールドのラベルをプレースホルダテキストで置き換えます。

     

     

     

    手順:

     

    • 推奨事項の実行

    1. 「連絡先詳細 | Pro」レイアウト (「Pro」フォルダ内) に「スーザン・トロング」レコードが表示されていることを確認します。

      この時点では「勤務先電話」フィールドと「個人電話」フィールドは空です。

    2. レイアウトモードに切り替えます。

    3. 「勤務先電話」フィールドと「個人電話」フィールドを両方とも選択します。

    4. [インスペクタ] > [データ] タブ > [フィールド] 領域の順に選択し、[プレースホルダテキスト (フィールドが空の場合)] ボックスに値“###-###-####”を入力します。
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    5. ブラウズモードに切り替え、これらのフィールドが両方とも空の場合に入力したテキストがどのように表示されるのかを確認します。

    6. 「勤務先電話」フィールドに値を入力して、プレースホルダテキストがどのように消えるのかを確認します。

      これら 2 つのフィールドには入力値の書式の制限を設定することができます。これは常にこの書式で入力する必要があるのか、またはプレースホルダテキストは単に想定される値を提供しているだけなのかによって決まります。


      非推奨事項の実行

    7. レイアウトモードに切り替えます。

    8. 「勤務先電話」フィールドを選択してプレースホルダテキストを「勤務先電話」に変更します。

    9. [検索モードでプレースホルダを表示] オプションを選択します。このフィールドは検索モードで有効になるため、プレースホルダも検索モードで表示されるようにする必要があります。そうしないとフィールドの目的が不明瞭になります。

    10. レイアウトからフィールドのラベル (「勤務先電話」) を削除します。
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    11. 「個人電話」フィールドについて手順 8 ~ 10 を繰り返します。今度はプレースホルダテキストを値“個人電話”に変更します。

    12. ブラウズモードに切り替えて、これらのフィールドがプレースホルダテキストによってどのように識別されるのかを確認します。

    13. 「個人電話」フィールドに電話番号を入力します。

      ラベルなしでこれら 2 つのフィールドをどのように見分ればよいでしょうか。両方とも電話番号です。

      「非推奨事項の操作」を取り消して「推奨事項」に戻りましょう。

    14. レイアウトモードに切り替えます。

    15. Command-Z (OS X) または Ctrl+Z (Windows) を必要な回数だけ押して、手順 8 ~ 11 で実行したレイアウトの変更を取り消します。

     

     


     

     

    オプションの考慮


    独自のデータ入力レイアウトを設定する場合は、ユーザにとってのわかりやすさを念頭に置いて選択するように心がけてください。たとえば、「連絡先詳細 | Pro」レイアウトを再設計するとします。どのように変更すればよいでしょうか。以下に考慮事項をいくつか挙げます。

     

    • 他のラベル付きフィールドは「備考」フィールドだけです。このフィールドにラベルは必要ですか。

     

    • 他のフィールドはすべて、目的がユーザにとってわかりやすいものですか。それともラベルを付けた方が良いフィールドがありますか。

     

    • 誰かが意味のないデータをこれらのフィールドに入力した場合、他のユーザが混乱する可能性はありませんか。

     

    • フィールド検証やインターフェースキュー (ポップアップメニューなど) を追加して、ユーザエクスペリエンスを改善できないでしょうか。


    ヒント: ポータルでのプレースホルダテキストの使用


    関連レコードを作成可能なポータルを使用する場合、プレースホルダテキストを使用してポータルの最終行がデータ入力可能であることを示すと、ユーザエクスペリエンスを改善することができます。