New in 14: ナビゲーションパート

Version 3

     

     

     

    通常ナビゲーションオプションは画面の上部または下部にあります。つまり、これまでナビゲーションオプションはヘッダパートまたはフッタパートに配置されてきました。これは、対象レコードをスクロールするときにヘッダパートとフッタパートが画面の上部と下部に配置されたままであるリスト形式ではうまく機能します。しかし、フォーム形式では使用可能な表示スペースよりレイアウトが長い場合、スクロールするとヘッダが画面から消えてしまいます。同様に、フッタは画面の下部にスクロールするまで表示されません。これは iPhone で一般的に使用するスクロール可能なフォームを設計するときに問題になる可能性があります。

     

    一般的なヘッダボタン

    608-typical+navigation.png

    FileMaker 14 では、上部ナビゲーションパート下部ナビゲーションパートの 2 つの新しいレイアウトパートを導入することでこの問題を解決しています。これらのレイアウトパートはレイアウトがリスト形式であるかフォーム形式であるかにかかわらず、常に同じ位置にとどまります。他の多くのアプリケーションでは、ナビゲーション要素はユーザが興味を持つコンテンツには関連づけられていません。FileMaker Pro でも同様にナビゲーションパートが単独で動作するアプローチが取られています。ナビゲーションパートはプレビューモードでは印刷も表示もされず、ユーザがコンテンツを拡大表示しても影響を受けません。


    ナビゲーションまたはその他の最上位の機能に使用されるオブジェクトが現在ヘッダまたはフッタに含まれている場合は、これらのオブジェクトをナビゲーションパートに移動することを検討してください。ただし、印刷する必要があるオブジェクトがヘッダまたはフッタに含まれている場合はそのままにしておきます。同じレイアウトに、ナビゲーションパート、ヘッダ、およびフッタを含めることができます。

     

    上部ナビゲーションパートがヘッダパートと異なる動作をする様子をサンプルソリューションで見てみましょう。


     


     

     

    目的:

     

    ヘッダパートが「フォーム形式」レイアウトでどのように動作するかを観察してから、ヘッダパートを上部ナビゲーションパートに変更し、上部ナビゲーションパートが異なる方法で動作することを確認します。

     

     

    手順:

     

    • ヘッダパートの動作の観察

    1. Pro」フォルダ内の「承認詳細 | Pro」レイアウトを表示していることを確認します。

    2. 最初のレコードに移動します。

    3. インターフェースの上部半分のみが表示されるように下部の端を上方に移動してウインドウサイズを変更します。この変更により垂直スクロールバーが右側に表示されます。609-header+scrolling+v2.png
    4. スクロールバーを使用してウインドウの下部にスクロールし、スクロールによってヘッダが消えることを確認します。


      上部ナビゲーションパートへの変更

    5. レイアウトモードに切り替えます。

    6. ヘッダパートを変更するためにヘッダパートをクリックします。[パートの定義] ウインドウが表示されます。

    7. パートタイプを [ヘッダ] から [上部ナビゲーション] に変更します。

    8. [OK] をクリックしてダイアログウインドウを閉じます。


      上部ナビゲーションパートの機能の観察

    9. ブラウズモードに切り替えます。

    10. 必要に応じて、インターフェースの上部半分が表示されるようにウインドウサイズを変更します。

    11. ウインドウの下部にスクロールし、上部ナビゲーションパートがスクロールによって画面から消えるのではなく、同じ位置にとどまることを確認します。

    12. ウインドウの左下にある [+] アイコンをクリックして 150% に拡大してから 200% に拡大し、上部ナビゲーションパートが 100% のままであることを確認します。


    13. プレビューモードでレイアウトを表示して上部ナビゲーションパートが表示されないことを確認します。