住宅建設から学んだ、すばらしいソフトウェアを生み出す5つの原則

Document created by Arachi Satoshi on Oct 21, 2015Last modified by Arachi Satoshi on Mar 1, 2016
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ロバート・ホルシー

FileMaker プロジェクトマネージャー

 


住宅建設から学んだ、すばらしいソフトウェアを生み出す5つの原則

 

 

父がはじめて私に工具一式を手渡してくれたのが何歳の時だったのか、よく覚えていません。それでも、父が私にとがったものを使わせているのを見て母が不安になったほど幼かったことだけは確かです。実家の家業は住宅建設でしたが、私が熱中したのはテクノロジーでした。父の隣で働きながら建設の原則を学び、それがビジネスソフトウェアを作成する私の仕事の基礎になるとは、当時は思ってもみませんでした。

 

 

住宅建設は、要は人々にとって大きな意味のあるものを作るということです。10代のころ、私はお客様と密に連絡を取りながら働き、自分たちが正しいものを、正しい理由で、正しい方法を用いて建設していることを確かめていました。家業ではいい加減なことなど許されません。お客様が望むものを、うまく作り上げることがすべてでした。ソフトウェアとまったく同じです。

 

 

私は、Appleの子会社であるFileMaker, Inc.で製品管理の仕事を担当しています。FileMaker社は企業がカスタム Appを作成するために使用するソフトウェアを提供しています。私は今でも、人や企業が大切にすると同時に頼っているものを作り続けているわけです。お客様の代弁者として、FileMakerが企業、学校、病院、研究施設などにとって重要な存在であることを忘れないことは私の責務です。そのため、住宅建設の場合と同様、成功するには仕事の出来映えにかけるプライドが不可欠です。バルティモアの建設現場であっても、シリコンバレーの最先端テクノロジーであっても、質の高い職人技が鍵を握ります。

 

 

以下にあげる5つの原則は、家業である建設業の仕事をしていたときからソフトウェアの製品管理をしている現在までの道のりにおいて、私が学び、助けられてきたものです。すばらしいのは、製品が異なっても理念は同じだということです。私たちは人々が毎日使う大切なものを作っています—そしてその事実こそが、私たち全員のすぐれたものを作ろうとする努力を後押ししてくれます。

 

 

1 . 頑丈な基礎が必要

 

家がどんなに大きくても、どんなに贅沢なものでも、頑丈な基礎の上に建てられなければ傾いてしまいます。同じことがソフトウェアにも言えます。私は市場調査に長い時間をかけ、お客様が本当に望み、必要としているものを把握してから、エンジニアと協力して確実に丈夫な基礎を築きます。

 

 

2. 自分の考えではなく、お客様の考えに沿って作る

 

私はいつでもお客様がソフトウェアを使っているところをじっと観察します。もしお客様の表情が曇るのに気付いたら、そこに修正が必要な弱点があることがわかります。建設現場でも、それと同じ表情を目にしたものです。何かが完全に正しいものでない場合、その点をきちんと把握しなければなりませんでした。本当に大切なのは、ひとつの考え方に固執しすぎないことです。私は、自分がすばらしいと思ったという理由で何かをすることはありません。大切なのはお客様です。私たちは、お客様がすばらしいと思うなら、そしてもちろん製品がよりよいものになるなら、それをするのです。

 

 

3. 人の話に耳を傾け、コミュニケーションをとる

 

家を建設するとき、ひとりで勝手気ままに働くことはできません。たくさんの人々にさまざまな形で役立つ製品の管理も、ひとりで気ままにはできません。将来のお客様を含めたステークホルダー全員との協力が、成功するための唯一の方法になります。私はお客様およびエンジニアリング部門と絶えずコミュニケーションをとって、何が必要とされているか、何が最もよいかを見極めるとともに、確実に最高の判断を下せるようにしています。

 

 

4. 難しい判断を恐れてはいけない

 

私が建設から教わったのは、何かを修正するならば、あらゆるものが塗り固められた後よりも修正が簡単なうちがよいということでした。ソフトウェア製品の管理について、これ以上適切なたとえは他にありません。お客様には技術的なミスや不具合を直す時間はないのです—ただ自分の仕事をきちんと終わらせたいだけです。かつて、私がまだ顧客サポートを担当していたときに、新製品でエラーのように見えるものに疑問の声をあげたことがあります。すると会社は、それを修正するために生産を一時停止することになりました—その結果、会社にとってもお客様にとっても頭痛の種が消えました。その時点では手痛いことでしたが、正しいやり方です。

 

 

5. 品質が何よりも大切

 

父はよく私にこう言ったものです―「これが自分のものだと思ってごらん。自分ならどうしたい?」実家の家業は、質の高い職人技を誇りとしていました。私たちは誰かの暮らしに影響を与えるものを建てていると分かっていたので、それをまるで自分のもののように思いながら建てました。現在、FileMakerのお客様の声の代弁者として、私はそれと同じ姿勢を貫いています。私は、小さいことに――たとえ誰も気づいていなくても――確実に注意を払うようにしています。私が開発に関わったものが人々の暮らしをよりよいものにしていくと思うと、誇りを感じます。

突き詰めれば、建設とビジネスソフトウェア製品管理に共通する特徴は自分の仕事のスキルとそれに対するプライドです。かつて私が住宅を建設していたころ、その家に越してくる家族はこれからどんな思い出を作るのだろうと想像していました。 FileMakerでは、私が作るものが始まりにすぎないと考えて、わくわくしています—FileMakerを使用すると、企業は思い通りのことを実現きるのです。私たちのことをもっと詳しく知りたいと思っていただけましたか?

 

FileMaker について詳しくは、ここをクリック。

 

参考資料:

調査報告書「カスタム App 利用状況調査」をダウンロード

成功する カスタム App構築ガイド『計画』をダウンロード

成功する カスタム App構築ガイド『作成』をダウンロード

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ロバートはこれまで11年間にわたって、建設の原則をFileMakerでのソフトウェア作成に応用し続けています。

FileMaker, Inc.は、ビジネスを大きく変えるソフトウェアを提供しています。ユーザーは、iPad、iPhone、Windows、Mac、Webのすべてにわたってシームレスに動作するカスタム Appを作成して運用できます。さらに詳しく

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