カスタム Appの実態:調査結果の考察から見えるビジネス効率化の鍵

Document created by Arachi Satoshi on Mar 27, 2016Last modified by Arachi Satoshi on Mar 27, 2016
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アン・モンロー

Ann Monroe

マーケティング担当

バイスプレジデント、

FileMaker, Inc.

ビジネスの現場では今、コンピューター、モバイルデバイス、Webのすべてでシームレスに動作し、かつ個別のニーズに対応するアプリケーションが必要とされています。FileMaker, Inc.では、世界中のおよそ500にのぼるお客様を対象に、FileMakerプラットフォームを使って作成されたアプリケーション「カスタム App」をどのように利用しているかについて把握するためのアンケート調査を行いました。その回答結果をまとめた「カスタム App 利用状況調査」は、あらゆる規模の組織でカスタム Appが利用されている方法や用途、そしてその利点を明らかにしています。

 

主な調査結果

 

「カスタム App」とは、個々のビジネスチーム独自のニーズに合わせて FileMaker プラットフォームで作成したビジネスアプリケーションです。この調査では、チームは組織全体の成果を上げるために、 カスタム App を構築して利用していることがわかりました。全体の70%を超える回答者が生産性の向上を実感しており、81%が非効率なタスクが軽減したと回答しています。また、回答者のおよそ4分の3にあたる73%が、モビリティが重要(「どちらかといえば重要」〜「非常に重要」)であるとしています。また、カスタム Appの開発は専門職の開発技術者にしかできないという考えは誤りで、82%がカスタム App構築を内製化しており、そのうちの52%は3ヶ月未満で完成させています。さらに、60%が投資対効果を実感しているという事実は、まだどうしようか決めかねている人々にとって最も重要な統計値となるでしょう。

 

非効率なタスクによる時間の無駄をなくす

 

回答者の81%が、カスタム Appによって非効率なタスクが59%減少したと答えました。多くの人は、重要なビジネス情報を追跡するのに無駄に時間を使わないためにカスタム Appを検討します。これまでに、仕事で次のような経験をしたことがありませんか?

 

  • 手作業のプロセスで情報を収集・共有しているため、時間がかかり、効率も悪く、さらにデータ入力ミスが起きやすい。
  • 情報が別々のシステムまたは複数のスプレッドシートに保管されている、または紙の記録しかない。
  • パッケージ化されたアプリケーションを探したが、やりたいことが網羅されず、デスクトップコンピューターとiPad/iPhoneの両方で使えるものがない。

 

これらの状況がいずれか1つでもあてはまるなら、カスタム Appによってこれらの問題から抜け出し、ビジネスを大きく変えることができます。

 

変化に順応する

 

コンピューティングとモビリティの登場によって、生産性が飛躍的に向上しました。現在ではモビリティとカスタム Appの組み合わせが、生産性をさらに押し上げる次の原動力となっています。回答者の74%が、カスタム Appを実装してからチームの生産性向上を実感しており、平均で60%程度、改善されたとしています。

 

カスタム Appはまた、情報の報告、共有、検索における効率を向上し、チームを支援します。

 

  • 78%が、チームの報告に役立ったと回答

  • 71%が、データ入力エラーが減ったと実感

  • 94%が、情報を共有しやすくなったと認識

  • 78%が、情報を見つけやすくなったと回答

 

私たちが活動している情報経済において、こうした利益は非常に重要です。

 

カスタム Appを始めるにはある程度の先行投資が必要ですが、60%のユーザーが投資対効果を実感しています。そのうちの20%は、元の投資額の2倍に相当する投資対効果を得ています。チームの成功に投資すれば結果は報われるのです。

 

すでに述べたように、回答者の73%はモビリティが重要であると感じています。24%は、カスタム Appがモバイルでの生産性を生み出して、それが売り上げを伸ばしていると答え、63%は、モバイル向けのカスタム Appが現場サービスや顧客サービス提供の向上に役立っていると回答しています。

 

多くのニーズを満たす

 

企業は、情報を管理して業務を効率化するためにカスタム Appを構築します。カスタム Appで管理するのが顧客、請求書、在庫など何であろうと、規模の大小に関わらず、チームにとって重要な情報の追跡に役立てるためにカスタム Appを導入します。カスタム Appを構築する最も一般的な目的は、次の通りです。

 

  • 顧客またはメンバーの管理 – 64%
  • 分析レポートの作成– 51%
  • 請求書、見積書、注文書、または概算書の管理 – 47%
  • 目録または資産の管理 – 39%
  • プロジェクト、タスク、スケジュールの管理 – 38%

 

ある非営利団体は以前、カスタマイズできないソフトウェアを使用しており、それは海外の電話番号を入力できないなど、大きな問題がありました。このソフトウェアには組織のあらゆるデータが蓄積されていたにもかかわらず、この制限のせいでデータを有効に活用できなかったのです。内製したカスタム Appに移行してからは、団体に所属する主要スタッフが寄贈者、寄贈内容、購買、請求書、製品、会員レベルを閲覧、編集、報告できるようになりました。これによってチームの満足度は大幅に向上したのです。

 

また、もう一つの例として、アメリカ最大級のメーカースペース(共同作業場)として知られ、フィラデルフィアで「イノベータ―のためのジム」と呼ばれるNextFabを挙げます。店長であるジョン・ハガティ氏は、雑然とした資材置き場を管理する方法としてカスタム Appを使い始めました。これで成果が上がると、ハガティ氏はカスタム Appによって改善できるプロセスが数多くあることがわかり、次のように語りました。「スペース全体をアプリケーションによって運営できることに気づきました」

 

より簡単に、より速く

 

調査結果では、カスタム Appの稼働までに長い時間はかからないことが示されています。回答者の52%はカスタム Appを3ヶ月未満で構築したと答えています。これについて最も驚くべき点は、カスタム Appがプログラミングの専門家や開発の第一人者だけの領域ではないという事実です。それぞれの企業やチームのためにカスタム Appを開発した人々の典型的な職種を見ると、管理職や地方公務員から、事業主まで、さまざまです。回答者の82%が、カスタム Appの開発を内製化したと答えたのも、驚くにはあたりません。

 

来るべき世界

 

カスタム Appによってチームメンバーが情報を共有してビジネスの詳細を管理するにつれ、チームは働き方を変革し、生産性を向上し、より簡単にコラボレーションできるようになります。カスタム Appのユーザーは効率と投資対効果の向上を実感しています。何よりも、多くの組織が社内で独自にアプリケーションをカスタマイズできることに気づき、大半は短期間で実装しています。この調査が最終的に明らかにしているのは、パッケージ化されたアプリケーションやプログラミングツールとは異なり、カスタム Appはチーム固有のニーズに対応できることです。この調査の数字をもう一度見直して、あなたの組織が独自のカスタム Appによって恩恵を得られるかどうか、考えてみてください。

 

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