Made for FileMaker に掲載されるカスタム App のガイドライン

バージョン 2

    はじめに

    FileMaker 社では、カスタム App の審査プロセスを、簡単で、無理がなく、わかりやすいものにしたいと考えています。何が評価されるかが、よりよく理解いただければ、審査プロセスが迅速になると考えています。下記に Made for FileMaker の審査対象となる カスタム App に望まれることをまとめています。下記文中に記載の カスタム App はMade for FileMaker の審査対象となる カスタム App のことを言及しています。

     

     

    次の3つの目的で カスタム App は審査されます。

    1) FBA メンバーシップのための技能評価を得る

    2) Made for FileMaker への参加

    3) Solution Bundle Agreement(SBA)プログラムへの参加

     

    カスタム Appは、FBA パートナーの最良の仕事のよい例となります。FBA パートナーは、FileMaker 社を拡張するパートナーです。FBA パートナーがよく見られれば、FileMaker もよく見られます。今回は、カスタム App がその役割をにないます。審査チームは、最善を尽くし、公平に責任をもって取り組みます。

     

     

    マスタ アカウント名とパスワード

    スキーマの設計を含め、カスタム App のすべての側面を評価するため、データベース デザイン レポート(DDR)を カスタム App をもとに作成します。そのため、[完全アクセス]のアカウント名とパスワードが必要です。[完全アクセス]のアカウント名とパスワードを ファイルメーカー株式会社のためにひとつ作成してください。カスタム App の評価期間中に利用させていただきます。ファイルメーカー株式会社は[完全アクセス]権を他者に渡したり、公開しないように、最善を尽くします。[完全アクセス]のアカウント名とパスワードが提供されない場合は、審査されません。

     

     

    全ての機能が動作する カスタム App

    デモ、ベータ、機能制限付きの カスタム App は審査不合格になります。機能制限とは何ですか?

    ・ファイルが見つからない - 複数ファイルの カスタム App の場合、DDRを実施して<ファイルが見つかりません><テーブルが見つかりません>がレポートされないことを確認してください。

    ・レイアウト上のボタンがエラーメッセージを返したり、動作しないことがないよう確認してください。

     

     

    .fmp12 ファイルフォーマット

    カスタム App は最新バージョンの FileMaker プラットフォームで動作する必要があります。古いバージョンでもともと開発されている場合は、ご自身で最新バージョウンで動作するか確認し、おしらせください。FileMaker プラットフォームの最新機能が利用されている場合は、高く評価されます。古いバージョンから変換しただけで、新しい機能で機能追加されていない場合は、審査は通過しません。たとえば、タブコントロール/タブパネルの採用で利点があるにもかかわらず、複数のレイアウトで設計された カスタム App は、評価を下げます。

    グラフやWebビューアを必要としない カスタム App があることをファイルメーカー社では認識しています。それらの機能の利用がなくても大丈夫です。新しい特徴や新機能を取り入れることがお客様の役に立ち、最新の技術の活用をお客様ができるように維持できているかどうか、審査します。

     

     

    特徴や機能を確認するために

    カスタム App には、少なくとも5レコードのダミーデータを含めてください。守秘義務をともなうようなデータや、個人情報は含めないでください。

     

     

    セキュリティ

    カスタム App は、FileMaker プラットフォームに標準搭載の一連のセキュリティツールを適切に利用している必要があります。これらのツールやセキュリティの最善策についての知識を審査します。

     

     

    セキュリティに関する追加のガイドラインは、こちら: https://community.filemaker.com/docs/DOC-6763

     

     

    No Starter Solution

    カスタム Appを、FileMaker Starter Solution をもとに開発してはいけません。

     

     

    リレーショナル設計

    カスタム App は、リレーショナルで設計されている必要があります。リレーショナルのないフラットなファイルやリレーショナルの良い設計が取られていない カスタム App は審査通過しません。

     

     

    インターフェース

    カスタム App は、デザインの潮流を採用し、綺麗にデザインされ、ユーザフレンドリーなユーザインターフェースである必要があります。

    カスタム App のユーザインターフェースは、使いやすく直感的である必要があります。そして、レイアウトオブジェクトの配置やサイズは適切に整っていて、インターフェースから利用者が操作を推測できる必要があります。

     

    ・ひとつのカスタム App 内の複数のレイアウトには、同じルック&フィールがあり、よく使うオブジェクトは、他のレイアウトに切り替わっても同じ場所に表示されるような連続性が必要です。

    ・FileMaker Go で動作する カスタム App の場合は、モバイル活用に適切な設計になっている必要があります。

    ・カスタム App にレイアウトがあり、そこに適切なザイズのレイアウトレイアウトオブジェクトが適切に配置されている

    ・スタイルとテーマの利用は、高く評価されます。

    ・追加のガイドラインは、下記をご覧ください。

     

    FileMaker Training Series:応用編「モジュール3:インターフェース」

    FileMaker Master Book:中級編「第7章 画面の設計」

    http://info2.filemaker.com/ja-JP_training_books_reg.html

     

    デザイン:インタラクション

    https://community.filemaker.com/docs/DOC-5536

     

    デザイン:パフォーマンス

    https://community.filemaker.com/docs/DOC-4202

     

     

    必要なもののみエンドユーザに表示

    カスタム Appは必要とされないものを表示してはいけません。よく管理されたスクリプトメニューやレイアウトのプルダウン、規則的なフィールド名などが含まれます。エンドユーザに直接利用されたくないスクリプトやレイアウトを適切に非表示にして管理できている必要があります。

     

     

    スクリプトと計算式のドキュメント化

    スクリプトや計算式にコメントをいれていること。設計のベストプラクティスは、他の方が何のためのものかわかるように、スクリプトや計算式にコメントを添えたり、ドキュメント化してあることです。

     

     

    時代遅れであったり、価値の下がったテクノロジーの利用

    時代遅れであったり、価値の下がった機能の利用した、たとえば、インスタント Web公開や古いテーマを利用した カスタム App は審査を通過しません。

     

     

    ボーナスポイント

    FileMaker Go 向けに設計された カスタム App

    グラフ

    条件付き書式

    カスタム関数

    カスタムメニュー

    拡張アクセス権

    最新の FileMaker Pro の機能

    .fmp12ファイルフォーマット

    スクリプト引数

    テーマとスタイル

    ポップアップヘルプ

    カスタムメッセージのユーザフレンドリーな利用

    変数

     

    このガイドラインが役に立つと幸いですが、ここに記載されていることが、カスタム App の審査通過に必要なことのすべてではないことをご理解ください。上記の項目のひとつが満たなかったり、多くが満たなかったら、あなたの カスタム App が審査に通過しないという意味ではありませんが、審査通過のチャンスは減少します。わたしたちのゴールは、FBA パートナーが成功し、お客様が笑顔になることです。

     

     

    ご質問がある場合は、いつでも、FBA 事務局( developer_relations_jpn@filemaker.com )までお問い合わせください。