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「続ファイルメーカー16それはどうやるの?」出版の件

Blog Post created by macfolksfmp on May 4, 2018

この本の著者です。

本当は、アクセスとVBで作るDBとの比較で、テーマ別に書きたかったのですが、書籍というメディアを使っての評価は、あまりいいものではありません。

そこで、今回は、FMPで業務用アプリケーションを作る上で、何が問題なのか、をテーマにしてみました。別の言い方をするなら、FMPをツールは、業務に耐えうるのか、という問いかけに対する私の解が、この本です。

もっというと、これからの若者がFMPプログラマとして食っていけるのか、ということです。

結論から言うと、FMPは、アクセス&VBグループよりは、はるかに優れていることは確かです。

たとえば、国家試験の「スーパーデータベース」を学ぶよりも、FMPの方が圧倒的に平易で、早くに目的とするDBソリューションを構築することができます。しかも、ネットワークに対応しながら、完成度を高めることができます。

FMPが持っているレイアウト、リレーションシップ、スクリプトというツールを使うならば、DBは夢のようなソリューションを作り上げることができます。

でも、FMPプログラマとして食っていけるかというと、そうではありません。

国家試験の「スーパーデータベース」の資格を取得しても、あるいはアクセス&VBを履修しても、それだけでは飯は食えません。

FMPプログラマとして食っていくためには、FMP人口をむやみに増やせば達成されるわけではありません。試験制度化して競争させることでも、資格という免罪符を与えることでもないはずです。

そうではなくて、ファイルメーカー社が先頭に立って、優秀で実践的な事例を多く公開する必要があります。

Xcodeには、appというストアと販売方法がルール化できているので、年会費を払っても十分な見返りが期待できる市場が待っています。プログラマに作り方を解説するよりも、マックペイントやマックドローのソースを公開して、自然とプログラミングのルールや手法を暗黙裡に浸透させたように、今すべきことは、テクニックの公開です。合わせて、実践性が高いものを評価してあげる努力が必要です。

同じアップル社の中にあって、ファイルメーカー社は、ツールを売るための施策のみで生きているように見えます。

日本のファイルメーカー社が、「マッキントッシュは大好き、でもアップルは大嫌い」となった過去のテツを踏まないことを祈ります。

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